イベント : 新作能「平和の祈り…原子雲」広島公演
掲載日時： 2010年06月16日
原爆をテーマに平和への願いを込めた、新作能「平和の祈り…原子雲」広島公演が７月９日（金）午後６時３０分から、アステールプラザ（広島市中区加古町）であります。この作品は、能楽師の宇高通成氏が３０年前に創作した「原子雲」を新しく書き変えた作品です。公演は文化庁が重点的に支援しており、注目される舞台です。主催は宇高通成能之会、中国新聞社。
かつての「原子雲」は、広島や長崎の被爆者の無念を描き、注目を浴びました。
２００１年の米中枢同時テロなど、テロや戦争が頻発する世界情勢を受け、再上演を決意した宇高氏は、２００３年に京都市の金剛能楽堂、東京の国立能楽堂で公演しています。さらに２００７年には、文化庁の支援でフランス、ドイツで公演を行っています。
今回、宇高氏が長年願っていた「恒久平和の聖地」の広島での公演が実現。能を通じ魂の尊厳と調和を提唱したいと意気込んでいます。
世界中で披露された新作能「平和の祈り…原子雲」。ぜひご覧ください。
【日時】７月９日（金）午後６時３０分
【場所】アステールプラザ（広島市中区加古町）
【出演】詞章の朗読は中村優子、シテ・老女に宇高通成、狂言・宇多津波仙人に丸石やすし、狂言・東の門の霊に松本薫。
【入場料】５０００円、全席指定、未就学児は不可。入場券はぴあ（Pコード404−527）、ローソン（Lコード６８９１９）、デオデオ本店、福屋広島駅前店、中国新聞社ふれあい読者室で販売中。
【問い合わせ】中国新聞企画サービス�筍娃牽押複横械供烹横横苅粥�