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イベント : 美術家のプロフィール 収集の軌跡/新収蔵作品展

掲載日時: 2024年02月15日

広島県立美術館では、所蔵作品を通して美術館の歴史を振り返る展覧会が開催されています。期間中には、誰もが気兼ねなくおしゃべりしながら鑑賞を楽しめる「フリートークデー」が実施されます。開館55年を迎えた広島県立美術館のこれまでと今を体感してはいかがでしょう。

広島県立美術館は、 1955(昭和30)年に県内の小学生の募金運動がきっかけとなり、1968(昭和43)年に開館。1996(平成8)年に現在の建物に生まれ変わり、 所蔵作品展と特別展という両輪によって美術の魅力を発信しています。
開館当時は、所蔵作品を1点も持っていませんでしたが、徐々に所蔵作品を増やし、展示も充実していきました。開館から20年を迎える頃、美術館のリニューアルに向けて所蔵品の補強が行われ、現在のコレクションに近づきます。その後も、寄贈作品の受け入れなどにより所蔵作品は年々増加し、現在は5,200点を超えるまでに至りました。「広島ゆかりの美術作品」をはじめ、「1920-30年代の美術」や「日本とアジアの工芸」など、全国的に見ても特色あるコレクションが形成されつつあります。
作品が収集される時期によって時代の雰囲気のようなものが醸し出され、懐かしく、楽しく鑑賞していただけます。開館から55年を迎えるこの機会に、是非、コレクションが伝える歴史をご鑑賞ください。

美術館のプロフィール−収集の軌跡/新収蔵作品展
【会期】1月2日(火)〜4月21日(日)
【開館時間】9:00〜17:00
※3/31までの金曜日は19時まで開館、4/1からの金曜日は20時まで開館
※入場は閉館30分前まで
【会場】広島県立美術館 2階展示室
【休館日】月曜日
※特別展の会期中は除く
※祝日、振替休日は開館
【入館料】一般510円(410円)/大学生310円(250円)、縮景園共通券:一般610円 /大学生350円
※特別展は別料金
※( )内は20名以上の団体
※障害者手帳をお持ちの方や65才以上の方、県内の大学に在学する留学生の方などは無料。
※当館で開催中の特別展入館券でご覧いただけます。

■フリートークデー
【日時】2/24(土)9:00〜17:00
この日は、子供も大人も自由に普通に会話する声の大きさで感想を話しながら所蔵作品展を楽しんでいただける特別な一日です。

(1)ベビーカーツアー 10:00〜10:30
授乳室など館内案内の後、展示室を案内します。
講師:山下寿水(広島県立美術館主任学芸員)
定員:5名
※事前申込制
お問い合わせ・申込は広島県立美術館まで(Tel 082-221-6246)
※要入館券、1Fロビーにお集まりください。

(2)みんなで楽しむおしゃべり鑑賞会 〜美術館でアートを見よう〜 10:30〜11:30
知的な障がいのある方を対象とした鑑賞会です。
作品を見て思ったこと、感じたことをお話しながら鑑賞します。
主催:広島県、広島大学、広島県立美術館、広島県アートサポートセンター
※事前申込制
お問い合わせ・申込は広島県アートサポートセンターまで(hululu@hullpong.jp)

(3)対話型鑑賞 15:00〜16:00
HACH(Hiroshima Arts&City Hive)と共同で実施。
思ったこと、感じたことをみんなで共有しながら作品を鑑賞します。
ファシリテーター:片島 蘭(広島市立大学非常勤特任教員)
協力:森 万由子(広島県立美術館学芸員)
定員:10名程度
※事前申込制
お問い合わせ・申し込みはHACHまで(hach_info@icloud.com)
※要入館券、1Fロビーにお集まりください。

(4)作品の缶バッジをもって、作品を探しに行こう!
当館所蔵品の一部がデザインされた缶バッジを配布します。どの作品が缶バッジにデザインされているのか、展示室で探してみてください。
先着:100 名
※事前申込不要
※要入館券

【お問合せ】
広島県立美術館
TEL:082-221-6246 FAX:082-223-1444