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イベント : 「ごんぎつね」と一緒に昔のくらしを体験!

掲載日時: 2009年12月07日

冬休みが近付いてきました。広島市郷土資料館では、現在(2010年2月7日《日》まで)、「ごんぎつね」が語る昔のくらし展を開催しています。期間中、体験型イベントも開催されます。ご家族で参加されてみてはいかがでしょうか。
 同資料館の牛黄蓍(うしおうぎ)さんにお話を伺いました。

●「ごんぎつね」が昔のくらしを語るとは?
新美南吉(にいみなんきち)作の童話「ごんぎつね」(1932年「赤い鳥」1月号に掲載)は、1956年から小学校国語の教科書にもとりあげられ、今も多くの方々に親しまれています。その主人公である“ごん”が、山から麓の村に下りてきて、村の人々の生活をのぞくという設定で展示を行っています。童話のストーリーもまじえながら、川で魚を獲ったり、囲炉裏端で縄をなったりという昔の農村の情景や道具などを再現し、展示しています。

●見どころは?
この企画展は、小学校社会科の単元「暮らしのうつりかわり」や国語の教科書「ごんぎつね」の学習に沿った内容になっています。「暮らしのうつりかわり」では、昔の道具などが紹介されていますが、当館が所蔵する、昭和の初め頃まで広島で実際に使用されていた道具を展示しています。
 ぜひご家族皆様でご来館いただき、例えば、お孫さんに昔の生活についてお話いただくなど、世代間交流の場としてもご利用いただければと願っております。
期間中の体験型イベントですが、おかげさまで大変好評です。参加をご希望される方は、どうぞお早めにお申し込みください。


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企画展「ごんぎつね」が語る昔のくらし
【日時】2009年9月5日(土)〜2010年2月7日(日) 
【会場】広島市郷土資料館 ※広島市南区宇品御幸2−6−20
【開館時間】午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
【入館料】大人100円(80円) 小人50円(30円)※( )内は30人以上の団体料金
【お問い合わせ先】(082)253−6771
【企画展期間中のイベント】
・展示ガイド(小学校3・4年生向け) 期間中の日曜日 午後2時〜2時20分
・旬の芋蒸しパン作り 12月12日(土)・13日(日) 午後1時〜3時
・もちつき体験  12月19日(土)・20日(日) 午後1時〜3時
・まゆ玉で干支の人形作り 1月9日(土)・10日(日)  午後1時〜3時
・磯の香り!ノリすき体験 1月23日(土)・30日(土)  午後1時〜3時
★参加費・申込方法等の詳細はこちらから→広島市郷土資料館
■本サイト内の生活文化に関する情報はこちらから→生活文化(広島市郷土資料館)