広島県の文化資源画像

トピックス

レポート : 「美しい日本の粋(すい)」について考えてみませんか

掲載日時: 2007年06月11日

内閣官房「美しい国づくり」推進室が、「あなたが思う、日本の“らしさ”“ならでは”」を募集しています。
日本が様々な分野で本来持っている良さや「薫り豊かな」もの、失われつつあるが途絶えさせてはいけないもの、かつては美しかったが美しくなくなってしまったもの、実はその美しさにまだ気づいていないもの、そして、これから作り上げるべき美しいものなどです。
例として、山・森・海といった自然や、田園や里山、瓦屋根のある町並み、日本語の美しさ、謙譲の美徳、礼儀正しさ、凛とした立ち居・振る舞い、畳や襖のある生活、障子からもれる光、日本食、匠のワザ、省エネルギーを実現する先端技術、 調和や融和の精神、勤勉さなどが挙げられています。
「ひろしま文化大百科」では、後世に残すべき広島県内の文化(伝統文化、歴史文化、生活文化、自然文化等)の情報を順次掲載していきます。文化とは、ある社会が伝承してきた考え方や行動の様式を指します。そして、文化と個々の人間のパーソナリティ(人格、性格)の間には密接な関係があります。つまり、文化は、人の生き方やあり様に深く関わっているものだと言えます。明るい花崗岩土壌と温暖な気候に恵まれた広島県の文化の粋とは何なのか、その文化により育まれた人のあり様とはどのようなものなのかなどについて、皆様と一緒に考えていければと思います。
なお、内閣官房の「美しい日本の粋」の募集は、6月22日までです。中国地方からは未だあまり出ていないようです。広島が持つ「薫り豊かな」もの等について考え、応募してみませんか。詳しくは、下記をご覧ください。

http://www.kantei.go.jp/be-nippon/sui/index.html