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イベント : 県立広島大学・広島県立図書館・広島県立文書館連携公開講座『日本文化における色彩』(全3回)

掲載日時: 2019年05月06日

県立広島大学と広島県立図書館・広島県立文書館は、日本文化のなかで「色彩」がどのように扱われてきたかをテーマにした連携公開講座『日本文化における色彩』を広島県立文書館で開催します。
開催日時:2019年6月21日(金曜日)、6月28日(金曜日)、7月5日(金曜日)
      13時45分〜15時30分

私たちの身のまわりには、さまざまな色彩があふれています。日本列島に暮らしてきた人々も、自然現象や動植物に由来する多様な色彩に囲まれるなかで、色彩をめぐるさまざまなイメージを育み、独特の文化を形成してきました。
本講座では、日本文化のなかで色彩がどのように扱われてきたかを、文学作品や陶芸作品のなかに探ります。

【講座内容】
第1回(6月21日)
○テーマ:「古典文学の色彩表現」
○講師:県立広島大学人間文化学部 准教授 高松 亮太
○概要:日本の古典文学作品、とくに和歌・俳諧・漢詩といったジャンルを題材
      にしながら、日本人の色彩感覚の表現に迫ります。

第2回(6月28日)
○テーマ:「王朝文学と色彩」
○講師:県立広島大学人間文化学部
      教授 西本 寮子
○概要:文学作品や記録,絵巻などか
      ら、王朝びとがどのような色彩
      に囲まれていたのかを考えます。

第3回(7月5日)
○テーマ:「色絵磁器の成立−備後姫谷
      焼を中心に−」
○講師:県立広島大学人間文化学部
      教授 鈴木 康之
○概要:江戸時代初期に成立した色絵磁
      器の成立の過程を、現在の福山市
      加茂町で生産された姫谷焼を中心
      にたどります。

【日 時】2019年6月21日、6月28日、7月5日 13時45分〜15時30分
【会 場】広島県立文書館 広島市中区千田町3-7-47 広島県情報プラザ内
【受講料】無料
【対 象】どなたでも(原則として全回参加できる方)
【定 員】60名(申込多数の場合は抽選)
【申込方法】往復はがきで、往信面の裏に、郵便番号、住所、名前、ふりがな、
      電話番号を記入し、返信面の表に受講者の宛先を記入して申込先に送付して
      ください。
【申込期限】2019年6月7日(消印有効)
【申込先】734-8558 広島市南区宇品東1-1-71
      県立広島大学地域連携センター「日本文化における色彩」講座係 宛