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イベント : 県大・市大公開講座2018 『ひろしま学を考える』全4回

掲載日時: 2018年06月11日

県立広島大学地域連携センターは、広島市立大学・県立広島大学連携公開講座の一環として7月4日(水)より『ひろしま学を考える』(全4回)の講座を行います。
ひろしま学が対象とするのは、広島県や広島市といった行政区画の基づく特定の地域のことでも、特定の分野や内容に限定されるものでもありません。ゆたかな自然に恵まれ、さまざまな歴史や伝統、文化、そして産業を育んできた「ひろしま」について、4人の講師がそれぞれの視点や切り口で解き明かしていきます。
私たちが暮らす「ひろしま」について、もっと深く知りたいとお考えのみなさまの受講をお待ちします。
 (県立広島大学 地域連携センター)

『ひろしま学を考える』
【期間】平成30年7月4・11日・18日・25日(全4回)
【会場】サテライトキャンパスひろしま5F (広島市中区大手町1丁目5-3広島県民文化センター内)
【時間】18:30〜20:00
【対象】どなたでも
【定員】80名
【受講料】無料
【問合せ】県立広島大学地域連携センター082-251-9534
ホームページhttp://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/koukai-kouza/



<第1回> 平成30年7月4日(水)
「広島神楽の観光資源化」
講師:県立広島大学教授 和田崇
神楽は誰のために舞うものでしょうか。神様に奉納するため?集落の人びとの結束を強めるため?観客に喜んでもらうため?公演料等の収入を得るため?この講座では、広島神楽の現況をお話しするとともに、今後の広島神楽について皆さんと一緒に考えます。
広島の神楽についてはこちら→ひろしま神楽

<第2回> 平成30年7月11日(水)
「広島ニュートラベル〜アート活動による地域の魅力づくり」
講師:広島市立大学特任教授 三上憲治
近年、全国各地で行われている地域展開型アートプロジェクトにおいて広島、瀬戸内海を中心としたプロジェクトのこれまでを紹介し、現在進行中の大学発アートプロジェクト「広島ニュートラベル」において取り組むアートを通じた地域づくりのこれからについてお話しします。

<第3回> 平成30年7月18日(水)
「ひろしまの人・地域・産業を育む樹木」
講師:県立広島大学教授 萩田信二郎
広島県の県土にある森林の割合は7割に及びます。私たちは「しまなみ」でも「やまなみ」でも四季折々の樹木に触れることができます。この講座では、「ひろしま」の地域や産業を育んできた樹木たちの大切さを紐解いていきます。

<第4回> 平成30年7月25日(水)
「もう一つの宮島、瀬戸内海の宝」
講師:広島市立大学特任教授 佐藤俊雄
宮島は、世界遺産に加えて島全体の空間的な魅力が多くの観光客を惹きつけています。その魅力はどのようにつくられたのか、今度どのような可能性があるのか、さらに瀬戸内海の魅力の土台となっている風景と沿岸各地の歴史的町並みの魅力と課題についてお話しします。