文化をめぐる−広島県の文化資源−

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泣き分かれの分水界(なきわかれのぶんすいかい)

 広島県には谷中分水(こくちゅうぶんすい)といって、高い分水嶺で流域が分かれるのでなく、広い谷の中で、平地で流域が分かれている所がある。この向原の地もそうした一例である。旧向原町(安芸高田市)の南半は太田川の支流三篠川の流域であるが、北半は、江ノ川の支流の流域である。
 この分かれ目は、平地の中にあり芸備線に乗るとよくわかる。標高210メートルの地点が分水界で、向原駅の北にある。この地点が瀬戸内海と日本海の分水界で、高田山の分水嶺であり、不可思議な分水点である。偶然に溝の中の水が、一方は日本海へ、一方は瀬戸内海へ分かれて流れて行き、二度と合うことがないので、「泣き分かれ」といっている。
 こうした地点は、向原の西南、旧八千代町(安芸高田市)上根(かみね)峠にもあり、この地点も太田川の支流根ノ谷川と、江ノ川の支流が平地で分水界を作っている。自然地理的に大変興味のある地点である。
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