広島県の文化資源画像

早瀬の瀬戸と陀峯山(はやせのせととだぼうざん)

 音戸大橋、早瀬大橋によって、本土と結ばれて以来、倉橋島、能美島の離島性は消滅。産業の発展、文化の交流、観光開発が進んでいる。
 早瀬大橋は、昭和48年(1973)10月に完成したものだが、早瀬の瀬戸をまたいで、全長623メートルのトラスト橋、橋の中央部は、海上36メートルである。
 橋のたもとから、両側の島山は、段々畑で、ミカン、野菜などが作られている。倉橋島の山々と海岸線も美しい。
 大柿町の陀峰山は、標高438メートルで、能美島山系の主峰である。「陀峰パノラマ展望台」への登山道は、早くから整備されており、全方位に展開する島々の景観はすばらしい。
 旱魃(かんばつ)に見舞われると、千把火(せんばび)をたいたり、松明(たいまつ)を持って登り、火祭りが行われたところである。
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