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新山と釈久和池
(にいやまとしゃくわいけ)
新山は、標高635メートル、中腹から上部は、玄武岩によって占められ、その規模は、世羅台地で最大規模といわれている。
世羅町本郷、旧甲山町(世羅町)西上原、赤屋を境界とし、世羅台地に、悠然と裾野を広げた落ち着きのある山容である。
釈久和池は、新山の北方にある大池で、鎌倉時代に造成されたものと郷土史家は推測している。ところがこの池の水は、山を迂(う)回して南の有実谷へ流れるように、水路が開かれている。これによって遠く平野城沖まで流れ、広大な水田を湿している。
新山の山頂付近には、キャンプ場が設けられ、釈久和池の回りには遊歩道が整備されている。
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