広島県の文化資源画像

黒川明神山(くろかわみょうじんやま)

 黒川明神山は、上田明神山、津田明神山と共に、「三大明神山」と呼ばれている。
 この山は、標高535メートル、ほぼ町の中央部にそそり立ち、「せらにし富士」というにふさわしく、世羅台地に突出している。3つの明神山とも、古くは城があったという人もいるが、定かでない。また、明神山というからなんらかの宗教性のある山かとも聞いてみたが、「別にそんなことはない」という町の人の返事であった。
 しかし、この山の麓原一帯に立って、黒川明神山を見上げると、ピラミッドのそばに立ったような威圧感を覚える。それほど山の姿が、富士型にととのっていて、山の霊気を感じるのである。
 遠くから望めば、さらに、山容がくっきりと稜線を広げ、台地上の1つの目標となる。黒川には「せらにし青少年旅行村」があり、キャンプ場、グランド、フィールドアスレチック、屋外ローラースケート場などが完備されている。
img100.jpg

前のページへ戻る