文化をめぐる−広島県の文化資源−

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内堀の神代垣内落鉄穴跡(うつぼりのかじろがわちおちかんなあと)

 本鉄穴跡は、東城町北端の内堀の谷沿い、内堀川左岸に接した場所にある。鉄穴の最終工程である初池、中池、乙池、樋(船場)のほか、内堀西側の谷をさかのぼった山腹には、上の池、下の池の2ヵ所の溜池(鉄穴提)があり、ここからさきの洗場まで幅1メートルの水路(鉄穴横手)が長さ600メートルにわたって連続している。また、鉄穴横手沿いには、砂鉄を採取するための真砂土(まさつち)を掘りくずす切羽(鉄穴洞)もあり、鉄穴の全体の構造が把握できるまれな例といえる。
 安永9年(1780)の『奴可郡村々鉄穴帳』に「かじ路垣内落」とされているものがこれにあたり、18世紀の後半には稼業されていたと考えられる。付近は現在水田などとして利用されているが、これらは鉄穴流しによって地形が変わったもので、これを鉄穴地形と呼ぶ。
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