文化をめぐる−広島県の文化資源−

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デベラ(でべら)

 タマガンゾウビラメを素干しにしたもので、手の平(ひら)をひろげたような形をしているところから、「手平」の名があるといわれる。デビラともいう。
 製法は、鱗(うろこ)と内臓を除いて海水で洗い、丸竹や割竹を鰓(えら)から口へ通したり、あるいは荒縄に1尾ずつ通して吊し、3〜4日寒い潮風にあてて乾燥させる。
 焼く前に木槌で表裏をたたいておくと骨ばなれがよく、柔らかいので食べやすい。火にかけ熱いところを手でさいて食べると、淡白な味と香ばしさがおいしい。酒の肴や茶漬けにもよくあう。
 もともと漁民が自家消費用として少量作っていたが、戦後、商品化され、尾道の名産のひとつとなった。
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