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歌集 比婆山遊記
(かしゅう ひばやまゆうき)
あまつ日とそよ風あびて峯に立つわれらさながら天上の人
十重はたへたたなはる山の山波のはてにし立てり備後比婆山
くれてゆく立烏帽子山の尾根に 立ちまながひに仰ぐ比婆の神山
瑞雲のただよふ比婆の山の背は八雲立ちたつ出雲の国かも
作者は、明治24年(1891)西城町に生まれ、三次中学校、上海同文書院卒業。上海伊藤商工入店。大正11年(1922)帰国して、東京日比谷に中華料理「山水楼」を創業。
短歌は青年時代から学び、ふるさと西城を中心に叙景、追憶の作品を残している。歌集には、昭和13年(1938)に作家村松梢風、同15年(1940)清水登之画伯らと、比婆山に登山した折の作品を主体に編まれており、ふるさと歌集といえる。
昭和42年(1967)77歳の折、「故里の山々が無性になつかしい」思いにかられて、刊行したと「書後」に述べている。
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