HOME
サイトマップ
お問い合せ
名称
名称(ふりがな)
所在地
解説
すべて
※キーワード入力後、検索ボタンをクリックして下さい。
牧野富太郎・俳句
(まきのとみたろう・はいく)
布にすりし昔の里やかきつばた
植物学者、牧野富太郎は前後2回、昭和8年(1933)と昭和12年(1937)に植物研究のため山県郡芸北町(現北広島町)を訪れている。八幡高原でカキツバタの大群落を見つけたのは昭和8年のこと。のちにみずから「植物記」<昭和18年(1943)刊>で「カキツバタの花でハンカチを染めた」と語っているから、その時の作であろう。俳句はこの人にとってほんの手すさびであったかも知れないが、暗い世相を忘れさせるような山野の草花を前に、ほっと一息ついたようなのどかさを感じさせる。
八幡高原は湿原の植物や高山植物の宝庫として知られるが、自生のカキツバタはもうわずかになってしまった。
前のページへ戻る
HOME
トピックス一覧
伝統文化
歴史文化
生活文化
自然文化
人材情報
関連リンク
出典・執筆協力者リスト
個人情報保護方針
サイトマップ
お問い合せ