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原村焼(はらむらやき)

 原村焼は、原村(現在の八本松町原)で作られていた素焼きの焼物である。この辺りでは良質な粘土が豊富に産出し、古代から焼物作りが盛んに行われていた。『芸藩通志』にも原村が賀茂郡を代表する素焼きの産地であったことを伺わせる記述が見られる。
 明治時代には30余の窯があったと言われているが、昭和40年代には生産が途絶えた。八本松歴史民俗資料館では、今は作られていない原村焼を見ることができる。
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