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神楽 〜五行祭〜(かぐら 〜ごぎょうさい〜)

 五行祭は広島県中部から東部に伝わる神楽で、別名「王子神楽」ともいわれている。5人の王子の中で不運な境遇に生まれた末っ子「五郎王子」の物語で、陰陽五行説にもとづいて四季の移り変わりや人倫道徳のあり方を説いた語りの多い神楽である。
 語りを主に舞を従とする古風なもので、神楽人が扇を持って神前に正座し、5〜6時間をかけて長文の祭文を語る。
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