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坂原神楽(さかばらかぐら)

 山県郡西部で現在舞われている神楽は、江戸末期から明治期にかけて伝わった石見神楽系の「芸北神楽」で、それ以前は十二神祇系の神楽であったと考えられている。
 上筒賀の坂原神楽は、前者を新舞、後者を旧舞とよび、どちらの神楽を舞うこともできる珍しい存在である。古い神楽言葉集を伝えるなど旧舞の南限の地として、その14曲をほぼ旧のまま伝承している。衣装も昔のままの布製が用いられており貴重で、とくに両者を区別して熱心に伝承している点が神楽の歴史を知るうえで重要視され、県の無形民俗文化財に指定された。
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